【品種名】
ユーフォルビア オベサ/シンメトリカ/オベサブロウ
【魅力】
まるくて、しましま。可愛らしい要素を兼ね備えた多肉さんです。我が家にいる3種類をまとめて紹介します。(丸いことを理由に「ウニの骨」でいたずらしてしまいました。そちらのページも興味があればどうぞ!)
オベサ(トップ写真)
obesaという名前はラテン語の「肥満した」が由来だとか。肥満と言われると響きが悪いですが…これがいいんです。
残り2品種の写真はこちら↓。クリックすると開きます。
シンメトリカ
オベサの亜種で、より滑らかな印象。ウニの骨でいたずらされたのはこの子。
オベサブロウ
子が腕のように生える品種で、キモカッコイイという言葉がピッタリ。そのうち腕に腕が生えます。
【目次】
お世話(水やりなど)
【我が家での栽培環境】
春~秋:最上階の屋根無し南向きベランダ。直射日光ゾーン(夏のみ白い寒冷紗)、「自作の雨よけ花台」の中、風通し良好。(日差しは午前中~午後一くらいまでで、それ以降は日陰となり西日は当たりません)
冬:最低気温5℃前後を境に室内へ。窓際のレースカーテン越しの光があたる場所です。
日光が強すぎると葉色が赤っぽくなり、さらに強くなると白くなって日焼け痕となって残ってしまいます。我が家の3品種の中ではシンメトリカが最も耐性があるようです。
【水やり】
基本は週1回として、鉢を持ち上げて重さがまだ残っていればその週はパス。葉のへこみ具合など目印になるものがないので、重さや、表面・鉢底から見える土の乾き具合で判断します。量は鉢底から流れ出るくらい。
冬は間隔を長くしますが、断水はしません。ユーフォルビアはそれほど根が強くないらしいので、断水すると根がやられてしまうそうです。水の量は土をいくらか湿らせてあげる程度にとどめます。
【用土・肥料】
用土・肥料ページの多肉植物グループに詳しく記載してありますので、ご参考ください。
【病気と害虫】
これといった害虫の被害にはあっていません。表面をハダニが走っていることもありますが、吸汁された形跡は見当たりません。念のため「オルトランDX粒剤」をたまに撒いています。
病気については、初めて購入したオベサに黒い斑点が何か所かあり、それが以下の通り初夏の時期に悪化したことがあります。
あの小さな斑点が病気だとは!もはや手遅れの感がありますが、何もしないわけにはいきません。この時はまだ殺菌剤についての知識はなく、患部切除で対応することにしました。
外皮はカッターで難なく切れます。中はこれといった構造が無く、瓜の果肉のようです。困ったことに斑点はほぼ全周にあり、深く侵されていたため、健全な部分はわずかしか残りませんでした。
さすがにこのままではいけないと思ってホームセンターに走り、無い知識ながら癒合剤(剪定時に断面に塗る保護剤)を買って塗布しました。
しかし枯れ込みは止まらず、ボールの空気が抜けるように潰れ昇天してしまいました。
正確な病名は不明ですが、対処はもっと早い段階にすべきでしたし、また購入時は斑点などがない個体を選ぶ、ようにしなければなりませんね。
【主なメンテナンス】
手入れという手入れはありませんが、定期的に鉢回しはした方がよさそうです。日光が当たる面が偏ると、せっかくの球形がどことなくゆがんでしまいます。
特徴(花・葉・根など)
【開花期】
5月~8月。案外と長く、夏いっぱいは咲くようです。冬に室内退避すると温度によっては開花することがあり、我が家では「いつ休むの?」というくらい年中開花しています。
【花】
時期になると中心部周囲に花がつきます。花びららしきものがない、必要最低限といった感じの地味さです。
株ごとに雌雄があり、受粉には両方必要。我が家ではオベサが雄株、シンメトリカとオベサブロウが雌株です。
雌花は、カップ状の台にY字型の雌しべが3本ついた形。台の縁には蜜らしき液体も出てきます。下の写真はシンメトリカ。オベサブロウの花も特に変わりません。
雄花は、台の部分については雌花と同様で、黄色いマッチ棒のような雄しべが束になって生えています。雄しべはあまり強度がなく、受粉時などで力が加わると容易にポロポロ落ちてしまいます。
なお、花がないと雌雄の判別はつきません。なので受粉したくても片方の株しかない場合、園芸店を回ってもう片方を探すことになります。開花期は暑い夏ですが、がんばりましょう!
私も雄株探しに4店舗ほど回りました。でもそれで種ができたので、探した甲斐があったなと思います。(実際行く前に電話で聞くのが効率的かも)
2023年時点でシンメトリカは6年、オベサは4年育てております。それなりに株の規模も充実したためか花数も多くなりました。調子が良ければ次の写真のようにもじゃもじゃと咲きます。これを全部受粉させると、それはそれで種の回収が大変に…。
【葉・オベサ/シンメトリカ】
オベサを基準とすると、亜種のシンメトリカは以下の傾向です。もちろん個体差がありますので、あくまでも「比較的」なものです。
- 成長しても背は高くならない(オベサは上に伸びる)
- しましま模様が明瞭
- 稜線が山のようにトゲトゲせず、やさしい印象
- お値段が高い
なお背の高さは、本来の性質以上に生育環境が影響すると思われます。我が家のシンメトリカは約1年、ハオルチアと同じ日照控えめゾーンに置いていたため、徒長して縦長になってしまいました。
対して2個目に買ったオベサは潰れた球状です。
【葉・オベサブロウ】
オベサブロウは、オベサとスザンナエ(和名:瑠璃晃)の交配種のようです。模様はオベサに似て、トゲトゲ感や子株をたくさん生やすところはスザンナエ譲りに見えます。筋肉モリモリの腕のようになるのがカッコイイですね。
子株は最初球形に近いものの、次第に円柱状に成長していきます。日照が悪いとスッポンのように細く徒長しますが、日照の改善で本来の形に太っていきます。次の写真のようになっても、あきらめずに良い置き場を探しましょう!
なお、子株の陵の数はほとんどが5つ。親はそれ以上なので、何かの拍子に増えるようです。
新しい陵は成長点から増えていきます。新しく作られるタイプ、1つの陵が2つに分かれるタイプが確認できました。
古い部分は次第に木質化していきますが、植物の防御本能のひとつなので過酷な環境に置くと進行しやすいそうです。趣向としては、辛抱強く生きてきた証のようで好きなんですけどね。
木質化が進むと茶色から灰色に変化していきます。まあ樹木の外皮は灰色になるものも多いですから、そこまで不思議ではないかも。
ただ木質と言っても、伸びた腕を支えられるほど硬くなるわけではなく…下に支えの石を置いて持ち上げてやらないと、隣の植物にラリアットをかます癖が治りません。鉢の置き方に毎回苦労する、オベサブロウはそんなやつです。
【根の広がり・鉢の形状】
3品種とも、たくましい地上部に比べて、こんなものかという程度の根です。ガッチガチの根鉢ではなく、枯れた根を取り除こうと触れたら簡単にほぐれました。いじるのは最低限の方がよさそうです。
とはいえ3年近く植えっぱなしにしておくと、それなりに根鉢ができます。次の写真は先のオベサブロウの3年後。他の植物に比べたら根は少ないように思えますが、まあまあ硬かったですよ。なんとなく成長も鈍化し、花の付きも少なくなっていました。
この根鉢は二回りほど小さくなるように切ったりほぐしたりして、同じ鉢に改めて植え付け。成長スペースができたからなのか、子株や花の発生が以前のように元気いっぱいに戻りました。
オベサブロウは子株が上方向に揃っているならまだしも、横に広がる場合は転倒しにくい鉢がいいでしょう。プラ鉢だと軽くて不安定なので、重い焼き物の鉢を使っています。
もっとも、オベサ系は趣よく育つとこだわりの逸品になるでしょうから、焼き物でなくプラを選ぶ場合でも、渋く見える鉢の方が映えるはず。次の写真のシンメトリカは「ミニラン鉢」の3号です。
繁殖(種・実生など)
【受粉】
花が雌雄両方揃えば受粉は簡単。互いの鉢を傾け、直接雄しべと雌しべを接触させるのが手っ取り早いです。
個体や鉢の形状で難しかったり、土がこぼれそうなときは、ピンセットで雄しべを複数本まとめてつまみ、花からちぎって受粉に使います。綿棒に花粉をくっつけるような弱い力でも雄しべは折れてしまうので、こんな方法なんです。
なお雌しべは、先端が完全に開く前のややまとまった状態でも受粉できるようです(花粉が長持ちなのかもしれませんが)。
【種】
受粉に成功すると、およそ1週間後には雌しべの根元に膨らみが見えるようになります。次第にその膨らみが増していき、種が採れるのは受粉から約1ヶ月後です。(経過の様子はシンメトリカとオベサブロウで同じ)
下の写真の左の鞘が、種が採れそうな頃合いの色。それほど鮮明な変化ではありませんが茶色味を帯びてきていますね。先端の雌しべの残りも枯れてきています。
種は太い水滴形で、縦に1本の亀裂が走ります。鞘は厚み・硬さがあり意外と頑丈。我が家の3品種同士で無事交配可能でした。
オベサ(父)×オベサブロウ(母) (次の写真左下)
茶灰色、表面はツルツル。
オベサ(父)× シンメトリカ(母) (同 右下)
濃い茶色、表面に妙に毛か何かがあるのか、引っかかったりくっついたりしやすい。
【種の捕獲】
ところで注意! この鞘は爆散します! 計測したところ、なんと水平飛散距離1.5m。何の対策も無しでは、飛んでいってしまう種を目を凝らして探すはめになります。
前述の通りに鞘の色や先端が変化したら破裂が間近のサインです。
では飛散する種を、うまく捕獲するには?
ストローをかぶせるという方法がありますが、鞘の直径が案外大きくタピオカドリンク並みの太いものが必要です。またストローは硬いため隣り合う鞘が邪魔になって簡単にはハマりません。紙を円筒状に丸めてみても使い勝手は変わらず、かつ中も見えない…。
ちょうどいいものがありました。コンビニでお弁当買った時についてくる割り箸の袋です! 透明なビニールなので中も見え、薄く柔らかいため林立する鞘の隙間にも無理なく入ります。
もとより袋状になっている先端はそのまま利用、真ん中の部分は片側をテープで留めれば袋状にできます。
この状態で鞘が弾けると、袋ごと吹っ飛びます。そして次の写真のように、本体近くに種の入った袋が落ちているのが見つかる…といった寸法です。
鞘(の殻)は、飛ぶ方向が違うのか重いからなのか、袋の中に残っていることはそんなにありません。保管するときに選別しなくていいので楽ですね。
しかし破裂の衝撃以外にも、屋外だと風で袋が飛んでいってしまうことがあります。そんな時は、鞘の根元で窄まるように袋の裾を折り返し、テープで固定しておくのがよいのかなと思います。これならずっと植物のてっぺんにとどまったままです。
でもね? ここまでするの、なんか面倒くさくない?
はい、長々と説明しておいて何言ってんだコイツは、と思ってください。私自身、何回かこの方法をやってきて、全部の花に袋を被せるのはしんどいなと感じました。
折りしも、収穫した種から育った実生苗の数が増えすぎ、置き場に困るようになってきていました。種の採り方どうこうより家族計画も大事!受粉しまくったら棚が埋まります、これ教訓。 以後、受粉は今年はコレと決めた花だけ、袋もその花だけ、ということにしています。
そして性懲りもない私は、また新たな方法を試してみたくなりました。
使い古した防虫ネットを小さく切って鉢をぐるっと覆い、先端はホチキスで固定、鉢は結束バンドで緩く留めてみました。割とこれがよい感じです…!
花が複数あれば全て弾けるまでに1週間くらいはかかるでしょうか。それでも網を外せばまとめて収穫できます。透明な防虫ネットなので日照にも大して影響なく、ひどく汚れたりほつれたりしなければ繰り返し利用可能です。
なお、雌しべの先が枯れ込み鞘が茶色くなった時点で鞘ごと切り取り箱内で乾燥させる方法もあるようです。鞘は自然に弾けるらしいのですが、私が試した限りでは2週間ほど待っても弾けず…結局、ハサミ等を使い鞘を割って種を取り出しました。この方法で採った種でも十分に発芽します(実生2回目)。
【実生・種蒔き~発芽】
観察期間:2019/10/03播種~
蒔き時期:採取して約1~2週後
置き場所:室内の窓辺
用土:種蒔き用の土、底石なし、化粧土ゼオライト、覆土なし(種が見えるくらいに埋め)、2号スリット鉢
水やり:初回のみ「ベンレート水和剤」を溶かし、以降は腰水をしつつ乾かさない頻度に水やりを継続
10/11時点の発芽状況
オベサ(父)×オベサブロウ(母)15/17粒
オベサ(父)×シンメトリカ(母)6/13粒
種蒔き数日後には、縦溝が割れて発芽します。ボウリングのピンのような風貌。
根が下に降りて行けず横倒しの芽は、土を寄せると次第に垂直に立ち直ります。きっとカビを気にして硬いゼオライトを敷いたからでしょう。普通に細かい赤玉土にすればよかったです。
芽が立ってから数日すると双葉が展開。寸胴のてっぺんに葉が少し。バオバブのようにも見えますね。茎には双葉の基部に深めの溝があります。おそらくここからパカッと何かが現れてくるんでしょう。
ちなみに種の殻と双葉の間には、葉を包んでいた薄い膜があるようです。てっきり双葉が3~4枚ある?千切ってしまった?…と心配になりましたが、ただの抜け殻なので問題ありませんでした。
【実生・発芽から約1ヶ月後】
背は1~2cmくらい。双葉の基部にあった溝が割れて、オベサの頭が出てきました。頂部からオベサになっていくんですね。交配相手がオベサブロウ、シンメトリカで、見た目の違いもでてきます。
次の写真は母オベサブロウの芽。稜線の山になるところにある小さな葉のようなものが目立ちます。比較的トゲトゲしている印象。
そしてこちらは母がシンメトリカの方。尖った感がなく、ぎゅっと肉が締まっているように見えます。
【実生・発芽から約半年後】
2月の中旬。大きく太るもの、細いままのもの、個体差が出てきます。縞模様も現れ始め、日が当たっている方向に強く現れる傾向があるようです。もちろん縞の強弱にも個体差があります。
あまり根は深くなさそうで、指でつつくとゆらゆら。双葉は萎れて脱落してくる頃です。
水やりは2週に1度くらい、次の回が来るまでにカラカラの状態がしばらく続くようなら表土を湿らせる程度にサッと与えます。
そして5月、発芽から約半年。個性はよりはっきりしてきます。
母オベサブロウの子たちは、てんでバラバラ。陵数は5~8、陵が尖る/なだらか/境界不明瞭、全体が伸びる/球状、この掛け合わせで父親似、母親似それぞれの個体になります。
対して母シンメトリカの子たちは同じ見た目で、判別しにくいものの陵数はどれも8つ、尖りがなく、扁平な球状です。次の写真で、紛れ込んでしまった母オベサブロウの子との違いがよくわかるでしょう。
6月末、いい感じの成長期。以前に比べてグラつきにくくなっているので、根張りも少しは進んでいる模様。
ただそれでも頭でっかちで不安定そうな感じはするので、植え替えしてみました! 根はやはりガッツリしたものではない様子です。
用土は親と同じ培養土に多少赤玉土をプラス、下から1/3くらいの位置にマグァンプと「オルトランDX粒剤」を少々。植え替え後初回の水やりは「ベンレート水和剤」を使います。
3号鉢に植え替えて3週間ほど経過。ダメージで枯れるどころかむしろ微妙に大きくなっています。発芽1年も経ってない苗でも植え替えできるんですね。
【実生・発芽から1年後】
思ったより成長して、植え替えしたのに早くも手狭な感ありありに! 1年で直径1.5~2cmにまで育つんですね。次の写真は、↑と同じ鉢の様子です。
21年のお正月、また同じ鉢の写真。半年前に植え替えたのにだめだもう!この先1年大きくなる隙間がない! コロナ対策で在宅勤務が続いており、取り込んでいる室内の温度も例年より高いままのためか、成長が継続していました。
やむを得ず、元旦に植え替え初めです。本来こんな時期に植え替えするものではないですが、成長が続いているのでいけるんじゃないかと思い、あえて実施しました。
形や模様がよさそうなものは「セラアート」の2.5号鉢へ(下2列)。残りは3号鉢へ(左上の1鉢)。幼苗ではありますが、まあまあ様になってきましたね!
そして4月。5陵で明瞭な縞模様、ふっくら星形をしていたお気に入りの個体に、芽らしきものが生え始めました。この個体の母はオベサブロウ。発芽から1年半。母ちゃんのように腕を生やすスイッチが入ったようです。
【実生・発芽から2年後~】
途中で枯れてしまう個体はほぼなく、株ごとの特徴も出てくるので、置き場所の整理を兼ねて譲ったり売ったりしやすくなる頃合いかと思います。でもお気に入りの株はちゃんと手元にとっておくのですよ!
19年に種蒔きしたものの中で、特徴がはっきりしているものを紹介します。
まずは、すぐ上のふっくら星形個体がさらに1年経過した姿です。本体は陵が1つ増えて星形ではなくなりました。そして顕著に育った腕が2本! 当初はちゃんとバンザイしていたのですが、窓のサッシに当たって妙なポーズをとった状態で固まってしまいました。
こちらは母シンメトリカの子で、縞模様がキレイに出ている2株。全体的な形は母親似なものの、陵にわずかに棘っぽいものがあるのは父オベサの遺伝でしょうか。
そしてご覧の通り開花しました。左が雄株、右が雌株ですね。右の株はその後種もつきまして、19年秋の播種なので親になるまで約3年といったところです。
そして次の左は母オベサブロウの1株。当初ひ弱だった株を間引かないままにしておいたもの。片側が膨らみ少し湾曲しました。子株は無く、細い縞が比較的キレイに入っています。その形から「ネコパンチ」と呼んでいます。
右は母シンメトリカの子のひとつ。最初っから一番大きかった個体。「ジャンボ」と呼んでいます。小さい頃は縞があまりハッキリしていませんでしたが、今ではそれなりにしっかり。そしてややつぶれた球形は、父オベサの特徴が出ているようですね。
【実生2回目】
20年は春から母シンメトリカと父オベサの花付きが好調でした。前年より早い6月に採れた種で2回目のチャレンジです。なお種は収穫後の冷蔵などをせず、部屋に放置していたものです。
今回は赤玉土小粒単用、底の方に数粒だけマグァンプ、初回水やりに「ベンレート水和剤」、容器が大きめなので腰水なし。土の粒の隙間に挟まっている丸い粒が種ですよ。
7月上旬で日中気温25~30℃、室内ではなく屋外の「自作の雨よけ花台」の中。次の写真は播種1週間後のものです。採り蒔きなので発芽率も高いですね。発芽の早さも1回目と変わらずです。
ちなみにこの鉢は豆腐の容器です。種まき用トレーを持ってないもので…。底に3cmくらいの大穴を2つ開け、鉢底ネットを敷いています。
どうせここから実生何回目になっても大した変わりはないので、激しく萌える写真を載せておきます。
実生3回目、5月の月初に播種、約10日後の様子。土の上層は赤玉土小粒単用、下層に微量の肥料分がある種蒔きの土、置き場は屋外の「自作の雨よけ花台」。プクプクとした胴体に、広がった双葉が動物の耳のようです。かわいい…!
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